2012年11月29日

政府の原発対応

大震災からしばらく時間が経過しましたが、今でも腹立たしく許せないのが政府の原発対応です。代表的なものでは、事故後にその名前が響き渡った『スピーディー』ではないでしょうか。

政府の隠蔽によってどれだけ多くの方が被害を受けたかと考えると、今でも我慢がなりません。しかも私の場合は、福島第一原発の北東部に親戚がいるのです。ですから、今回の一件によって最悪の被害を被ったわけです。

数百億円の費用をかけたのは、まさにこのような非常事態に対するためだったはず。それを隠すという精神構造を理解するのは不可能です。
避難した親戚には震災直後の4月に会いましたが、村の人たちは口々に政府に対する怒りを露わにしていたそうです。もちろんその親戚も同じこと。怒りが収まらない気持ちはよくわかります。

今回の一件で、政治に目覚めた方も多いのではないでしょうか。目覚めたとまでいかなくても「選挙には絶対にいかないとまずい」とは最低限思ったはずです。
「選んだのはあなたタチです。その責任を取ってもらいますので、最後まで付き合ってもらいます」
この言葉はヒトラーが戦争末期に口にしたと言われているものですが、今の私たちにそっくり当てはまる気がして背筋が凍る思いがします。



Posted by kailah83 at 08:49